こんにちは!成人式振袖レンタル・撮影スタジオLuvri -ラブリです。
成人式の記念写真を残すにあたり、「お母さんが着た振袖を着せてあげたいけれど、今の時代に合うのかな」「スタジオに振袖を持ち込む場合、どのような準備や手続きが必要なのだろう」とお悩みのご家族は多いのではないでしょうか。
この記事では、ご自宅にある振袖をスタジオに持ち込んで撮影を行う際の流れや、知っておきたいメリット・デメリット、そして具体的な料金相場や必要な準備について詳しく解説します。
この記事を読むと、お手持ちの振袖を最大限に活かし、トラブルなくスムーズに素敵な記念写真を残すための具体的な手順と注意点が全て分かります。
お母様の思い出が詰まった大切な振袖を、お嬢様にも自分らしく美しく着こなしてほしいと願うご家族はぜひ最後まで読んでみてください!
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成人式の前撮りにおける衣装持ち込みとは?
成人式の前撮り撮影における衣装の持ち込みとは、撮影スタジオに用意されている振袖をレンタルするのではなく、ご自宅に保管してある振袖や他店でご自身で手配した振袖をスタジオに持ち込んで、写真撮影を行う撮影スタイルのことを指します。
とくに近年は、お母様がかつて成人式で着用された振袖を、お嬢様が引き継いで着用するスタイルが非常に人気を集めています。
お母様の振袖を活用するご家庭が増加中
現在、成人式を迎える多くのお嬢様が、お母様の振袖を着用して前撮り撮影を行っています。
お母様の振袖は、昭和後期から平成初期にかけて作られたものが多く、品質の高い絹が使われていたり、現代の振袖にはない古典的で上品な柄付けがされていたりすることが多いためです。
私がスタジオで多くのお客様をご案内する中でも、「周りの友人とは違う、レトロで高級感のある着こなしがしたい」という理由で、お母様の振袖を自ら希望されるお嬢様が増えていると強く感じます。
お母様の振袖を活用することは、ご家族の歴史を受け継ぐ素晴らしい選択肢となっています。

衣装持ち込みプランの基本的な仕組み
多くの撮影スタジオでは、衣装を持ち込んで撮影するための専用プランを用意しています。
衣装持ち込みプランには、一般的に写真撮影料だけでなく、お嬢様のヘアセット、メイクアップ、そして振袖の着付けの料金が含まれています。
スタジオによっては、お手持ちの振袖に合わせて、帯や帯締め、重ね衿などの小物だけを最新のデザインのものにレンタルで変更できる「小物アレンジオプション」を提供しているところもあります。
持ち込みプランを利用することで、お持ちの振袖を現代風にアレンジしながら、プロの技術で美しい写真を残すことができます。
成人式の前撮りで衣装を持ち込むメリット
成人式の前撮り撮影において、衣装をスタジオに持ち込むことには多くの魅力的なメリットがあります。
金銭的なメリットだけでなく、ご家族の感情面や、お嬢様ご自身のこだわりを満たすメリットについて詳しく解説します。
衣装持ち込みのメリット①:お母様やご家族の思い出を受け継げる
成人式の前撮りに衣装を持ち込む最大のメリットは、お母様やご祖母様の大切な思い出をお嬢様が受け継ぐことができる点です。
お母様が20歳の時に着た振袖を、今度はお嬢様が着て同じように写真を残すことは、ご家族にとって非常に感慨深い出来事になります。
以前、私が担当したお客様の中には、お母様の振袖を着たお嬢様の姿を見て、お祖母様が感動して涙を流されていたご家族がいらっしゃいました。
思い出の詰まった振袖を持ち込むことは、ご家族の絆を深める一生の宝物となる体験を生み出します。
衣装持ち込みのメリット②:振袖のレンタル費用を抑えられる
成人式の前撮りに衣装を持ち込むメリットとして、一般的なフルレンタルプランと比較してトータルの費用を大幅に抑えられることが挙げられます。
振袖を一式レンタルする場合、新作や人気ブランドの振袖を選ぶと、レンタル費用だけで20万円から30万円ほどかかることが珍しくありません。
一方で、ご自宅にある振袖を持ち込む場合は、撮影料と着付け・ヘアメイク代、写真代のみで済むため、費用を数万円から10万円程度に抑えることが可能です。
振袖のレンタル費用を節約できた分を、撮影するアルバムのグレードを上げたり、お嬢様への別のプレゼントの資金に充てたりすることができます。
衣装持ち込みのメリット③:他の人と被らない個性的なコーディネートができる
成人式の前撮りに衣装を持ち込むメリットには、周りのご友人とは被らない、お嬢様だけの個性的なコーディネートを実現できる点があります。
お母様世代の振袖は、現在主流となっているインクジェット印刷の振袖とは異なり、職人の手仕事による絞り染めや手描き友禅など、一点物に近い貴重なデザインが多く存在します。
この伝統的な振袖に、現代の流行を取り入れたレースの重ね衿やパールの帯締めなどの小物を組み合わせることで、新旧が融合したオリジナルのスタイルが完成します。
お嬢様自身の個性を表現しながら、誰とも違う特別な着こなしを楽しめるのは、衣装持ち込みならではの大きな魅力です。

成人式の前撮りで衣装を持ち込むデメリットと注意点
成人式の前撮り撮影で衣装を持ち込むスタイルにはメリットがある一方で、事前に把握しておくべきデメリットや注意点も存在します。
デメリットをしっかりと理解し、事前に対策を講じておくことで、撮影当日のトラブルを防ぐことができます。
衣装持ち込みのデメリット①:振袖のサイズ直しが必要になる場合がある
成人式の前撮りに衣装を持ち込むデメリットとして、お母様とお嬢様の体型が異なる場合、振袖のサイズ直しが必要になる点が挙げられます。
一般的に、現代のお嬢様はお母様世代よりも身長が高く、腕が長い傾向にあるため、振袖の丈(身丈)や腕の長さ(裄丈)が短くて合わないというケースが頻繁に発生します。
サイズが極端に合わないまま着用すると、着崩れの原因になったり、写真の仕上がりが不格好になったりするため、和裁士による仕立て直しが必要となり、数万円の追加費用と数ヶ月の期間がかかることがあります。
衣装を持ち込む際は、必ず事前にお嬢様が振袖を羽織ってみて、サイズが合っているかを確認することが重要です。
衣装持ち込みのデメリット②:小物のコーディネートが古く見えることがある
成人式の前撮りに衣装を持ち込むデメリットは、昔の小物をそのまま使用すると、全体のコーディネートが少し時代遅れに見えてしまう可能性がある点です。
振袖そのものは古典柄で美しくても、帯揚げや帯締め、重ね衿などの小物の色使いや結び方には、その時代ごとの明確なトレンドが存在します。
例えば、お母様世代に流行した総絞りの大きな帯揚げなどをそのまま使用すると、お嬢様のお顔立ちや現代のヘアスタイルとバランスが取れなくなることがあります。
このデメリットを解消するためには、撮影スタジオで小物だけを現代風のものにレンタルしてアレンジを加える方法が非常に効果的です。
衣装持ち込みのデメリット③:着物の状態によってはクリーニングが必要になる
成人式の前撮りに衣装を持ち込むデメリットとして、長期間保管されていた振袖は、シミやカビ、特有の匂いが発生しており、事前のクリーニングが必要になるケースがあることが挙げられます。
桐箪笥などに大切に保管されていても、20年以上前に着用した際の汗ジミが時間の経過とともに黄変して浮き出てきたり、防虫剤の強い匂いが染み付いていたりすることは少なくありません。
撮影直前にタンスから出して汚れに気づいた場合、専門の業者によるシミ抜きやクリーニングが前撮りの日に間に合わなくなる危険性があります。
衣装を持ち込む予定のご家族は、撮影の半年前には一度振袖を広げて状態を隅々まで確認し、必要であれば早めに着物専門のクリーニング店に相談することが必須です。
成人式の前撮りで衣装を持ち込む場合の料金相場
ご自宅の振袖を持ち込んで成人式の前撮りを行う場合、具体的にどの程度の費用がかかるのかを把握しておくことは大切です。
撮影プランの基本料金と、追加で発生しやすいオプション費用について詳しく解説します。
持ち込み撮影プランの基本料金相場
成人式の前撮りで衣装を持ち込む場合の基本料金の相場は、おおよそ3万円から7万円程度が一般的です。
この基本料金には、撮影料に加えて、お嬢様の着付け、ヘアセット、メイクアップの料金が含まれているケースが大半です。
私が勤めるスタジオでも、持ち込みプランをご利用のお客様の基本料金の平均は5万円前後となっていますが、ここにお写真のデータ代やアルバム代が追加される仕組みになっています。
アルバムのページ数やカット数によって最終的な総額は変動しますが、衣装をフルレンタルする場合に比べると、大幅に初期費用を抑えることができます。
追加でかかる可能性がある費用(小物レンタル・サイズ直しなど)
衣装持ち込みプランを利用する場合でも、基本料金とは別にいくつか追加費用が発生する可能性があります。
よくある追加費用としては、帯締めや重ね衿などの小物をスタジオでレンタルする場合の「小物アレンジ料金」があり、小物の種類によりますが1万円から3万円程度が相場となります。
また、振袖のサイズ直しが必要になった場合は、裄丈直しで1万円前後、洗い張りや全体的な仕立て直しとなると5万円以上の費用がかかることもあります。
持ち込みを検討する際は、振袖本体だけでなく、小物や着物の状態にかかる追加のメンテナンス費用も事前に予算として組み込んでおくことをおすすめします。
成人式の前撮りに衣装を持ち込む際の流れ
成人式の前撮りでご自宅の振袖をスタジオに持ち込む場合、フルレンタルプランとは異なる事前の準備が必要になります。
スムーズに撮影当日を迎えるための、具体的な準備の流れをステップごとに解説します。
衣装持ち込みの流れ①:振袖の状態やサイズを事前に確認する
衣装持ち込みの準備として一番最初に行うべき流れは、ご自宅にある振袖をタンスから出し、状態とサイズをしっかりと確認することです。
まず、明るい部屋で振袖を広げ、衿元や袖口、裾などにシミや汚れがないか、カビや強い匂いがないかを隅々までチェックします。
次に、お嬢様に実際に振袖を羽織っていただき、おはしょり(着物を折り返して丈を調整する部分)が十分に取れるか、手首のくるぶしまで袖が届いているかを確認します。
もし汚れやサイズの不一致が見つかった場合は、着物専門店に相談して、撮影日に間に合うようにメンテナンスの手配を進める必要があります。
衣装持ち込みの流れ②:足りない小物や必要なアレンジを洗い出す
振袖の状態を確認した後の流れとして、着付けに必要な小物が全て揃っているかを確認し、お嬢様の好みに合わせたアレンジを洗い出します。
着付けには、肌襦袢や裾除け、足袋、複数の腰紐、伊達締め、帯板、コーリンベルトなど、外からは見えない和装小物や着付け道具が多数必要になります。
これらの小物に不足がないかを確認すると同時に、振袖の印象を大きく左右する帯揚げや重ね衿、草履やバッグなどのコーディネートアイテムについて、昔のものをそのまま使うか、新しくレンタルするかをご家族で相談します。
小物の不足やアレンジの希望を事前に把握しておくことで、スタジオ選びや当日の打ち合わせが非常にスムーズに進みます。
衣装持ち込みの流れ③:撮影スタジオを選んで持ち込みプランを予約する
事前の確認が終わったら、衣装の持ち込みに対応している撮影スタジオを探して、前撮りの予約を行う流れに進みます。
スタジオを選ぶ際は、単に持ち込みが可能かどうかだけでなく、「足りない小物のレンタルができるか」「持ち込んだ振袖に合う今風のヘアメイクを提案してくれるか」をホームページ等で確認することが重要です。
気になるスタジオが見つかったら、事前のカウンセリングや見学に足を運び、料金体系やカメラマンの撮影の雰囲気をご自身の目で確かめます。
条件に納得ができたら、お嬢様のご予定やご家族のスケジュールに合わせて、前撮り撮影の日程を決定し予約を完了させます。
衣装持ち込みの流れ④:前撮り当日に衣装一式を持ち込む
撮影の予約日が近づいたら、忘れ物がないように荷物をまとめ、前撮り当日に衣装一式をスタジオへ持ち込みます。
多くのスタジオでは、着付け当日の忘れ物を防ぐため、撮影日の数日前に衣装一式を店舗に事前搬入するシステムを採用しています。
事前搬入の際にスタジオのスタッフと一緒に荷物の確認を行うことで、万が一小物が足りない場合でも、撮影日までに準備する猶予が生まれます。
撮影当日は、前開きの洋服を着てスタジオに向かい、お母様の思い出の振袖に身を包んで、プロのカメラマンによる特別な撮影を存分に楽しんでください。
成人式の前撮りに衣装を持ち込む際の注意点
成人式の前撮りで衣装を持ち込む際には、レンタルプランにはない独自の注意点に気を配る必要があります。
撮影当日に慌てることがないよう、以下の重要なポイントを必ず事前にチェックしておきましょう。
注意点①:着付けに必要な小物が全て揃っているかチェックリストで確認する
衣装を持ち込む際の最大の注意点は、着付けに必要となる細かな道具や小物が一つ残らず揃っているかをご自身で厳密に確認しなければならない点です。
振袖の着付けには、振袖本体や帯だけでなく、衿芯、帯枕、三重仮紐、補正用のタオルなど、普段着慣れない方には名前も分からないような道具が約20種類ほど必要になります。
腰紐が1本足りないだけでも美しい着付けができない場合があるため、非常に注意が必要です。
必ず撮影スタジオから提供される「持ち物チェックリスト」を活用し、リストと実際の道具を一つひとつ照らし合わせながら、間違いなく準備を行うようにしてください。

注意点②:持ち込み料金やキャンセル規定をスタジオに確認する
衣装を持ち込む際のもう一つの重要な注意点は、各スタジオが設定している持ち込みに関する料金ルールや、キャンセルに関する規定を事前に細かく確認しておくことです。
スタジオによっては、「持ち込み料金」という名目で数千円から数万円の追加費用が発生する店舗や、髪飾りなどの一部の小物は持ち込みを禁止している店舗も存在します。
また、万が一お嬢様の体調不良などで前撮りの日程を変更・キャンセルせざるを得なくなった場合、持ち込んだ衣装の保管方法やキャンセル料がどのように発生するのかを把握しておく必要があります。
契約を行う前に、少しでも疑問に思う料金体系やルールがあれば、遠慮せずにスタジオのスタッフに質問して不明点を解消しておくことが大切です。
まとめ
この記事では、成人式の前撮りでご自宅の衣装(ママ振袖)を持ち込む際のメリット・デメリット、料金相場、そして撮影までの具体的な流れと注意点について詳しく解説しました。
衣装を持ち込むスタイルは、お母様の思い出を受け継ぎながら費用を抑え、お嬢様だけの個性的なコーディネートを実現できる素晴らしい選択肢です。
一方で、振袖のサイズ確認やクリーニングの必要性、細かな着付け小物の準備など、レンタルプランよりもご家族で事前に準備すべき項目が多いのも事実です。
撮影直前になって小物が足りない、サイズが合わないといったトラブルを防ぐためにも、お早めにタンスから振袖を出して状態を確認し、信頼できる撮影スタジオに相談することをおすすめします。
お母様の愛情がこもった大切な振袖で、ご家族皆様にとって一生の思い出に残る最高の成人式前撮りを叶えてください。